翻訳ウィジェット「Transposh」の不具合を改善

update 最終更新日:2023年12月16日 at 10:46 PM

本日、WordPressプラグイン「Transposh」の作者とFacebookを介しチャットでのサポートを受け、これまで動作しなかった日本語翻訳の不具合を少し改善させました。
残念ながら、Google翻訳のウィジェットと比べると翻訳精度が劣る上、Transposhの翻訳プロキシサーバーの反応が鈍く翻訳完了まで相当のタイムラグが発生するという問題点を抱えてはおりますが、自動翻訳の修正機能(例えば、”千里”の読み方を”Senri”に手動修正)がある事、そして自作の言語切換ランチャーにも対応させているため、Transposhのウィジェットは、未だ残しておこうと思います。

解消方法については、WordPressのサポートフォーラムおよび、WordPressマルチリンガルサイトの推奨プラグインを全解説!に記載しておきました。

この対策では自動翻訳エンジンに”Bing”が優先されるため、自動翻訳に関しては、Googleと比べて多少精度が落ちるかもしれません。各記事を修正モードに切り替えて、全てのセンテンスをGoogleの自動翻訳または手入力で修正することは可能ですが、多大な手間がかかるため、当面、現状を維持したいと思います。また、文脈中にHTMLのタグがある場合は、依然として正しく翻訳されません。次回のバージョンアップで改善される事を願います。

なお、翻訳ウィジェットでは、「Prisna GWT」のGoogle自動翻訳を選択する事も可能ですが、このウィジェットを選択している場合は、各アプリケーションへの言語切換ランチャーには対応していません。
言語切換ランチャーは、Transposhを選択している場合のみに機能します。

2020.3.29 追記
先ほど、Transposhの作者から連絡があり翻訳エンジンの優先順位設定でGoogleをTopにしても翻訳できるようになったとの事なので、一旦、Transposhの翻訳エンジンの設定でGoogleをトップに変更して様子をみました。その後、やはりGoogleを優先すると以前と同様に動作が不安定でしたので、またBingに戻しました。

2020.3.30 更新
Transposhの動作があまりにも不安定な事とSPAMサイトからのBOT攻撃を受け、サーバーが重くなる要因にもなっているので、本日、Transposhのサポート言語を日本語と英語のみに変更し、一旦、これまで蓄積された手動翻訳のデータベース(****_translations)を空にしました。
今後は、Transposhは単なる他アプリへの言語スイッチャーのみの位置づけに変更します。

2023.04.03 追記
Tranposh は、バージョン 1.0.9.2 より、wordpress.org から github へ開発プラットフォームを移動したため、 wordpress.org からのインストールはできなくなっています。しかし、Transposh 公式サイトからプラグインをダウンロードしインストールできます。
2023年4月3日 現在、Transposh の最新バージョンは、1.0.9.3 であり、これまでの問題点が改善され、動作も安定しています。詳しくは以下の記事をご覧ください。

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