Dellのノートパソコン Vostro15 3558 の HDD が逝ったので SSD に換装し Windows 11 をインストールし延命させました!

update 最終更新日:2023年7月23日 at 5:33 PM

先日、リビングルームに設置している DELL のノートパソコン(Vostro 15 3558)を起動させたところ、突然以下の画面が表示され、動かなくなりました。
どうやら HDD が死んだようです。でもこの画面が出るという事は、マザーボード(BIOS)は生きていることが分かります。

このPCは、購入後、既に6年経過しているので、メカニカル系(HDD、DVDドライブ等)はそろそろ寿命でしょう。
そこで、このPCを処分し新しいノートパソコンの購入を一度は検討したのですが、リネットジャパン等の無料回収業者に古いパソコンを処分して、新しいPCを買った場合、その業者はきっと、引き取ったPCを修理し再生品として販売するのだろうと、ふと考えました。
そう思った瞬間、処分するのが馬鹿馬鹿しくなったので、新しいPCの購入を断念し、このPCを自分で修理する事に決めました。
今やSDGs が叫ばれるご時世、未だ使えるのならば、修理し完全に壊れるまで使い続けるのが良いのではないでしょうか。

この DELL Vostro 15 3558 に載せられたCPUは、第5世代の Intel Core i5-5200U です。第7世代以降のCPU(+TPM 2.0)を前提とする Windows 11 には正規対応しませんが、性能はそんなに悪くはないので、捨てるにはもったいないと思います。

さて、修理についてです。今の時代、低速な HDD からより高速で安定性のある SSD を採用する流れであるため、今回は SSD への換装を行う事にしました。
換装用に、アマゾンより以下の SSD を6,690円で購入しました。

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壊れた HDD には、 Windows 10 (Home) がプレインストールされていましたが、この機会に Windows 11 をインストールすることに決めました。
本来、このノートパソコンは、 Windows 11 をインストールするためのシステム要件を満たしていませんが、インストール時のレジストリ変更の回避策により、 Windows 11 をインストールします。

以下の記事の通り、以前、DELL のデスクトップパソコン(OptiPlex 7020 SFF)に Windows 11 をインストールしましたので、これと同じ方法でインストールしました。
* インストールメディアの作成方法については、この記事をご参照下さい。

SSDの換装方法、 Windows 11 のインストールについては、以下に続く章で詳しく解説します。

SSDの換装

Vostro 15 3558 は、メンテナンス性が高いのが特徴で、裏蓋を開けるだけで、ボタン電池やメモリ、HDDの交換を容易に行うことができます。
先ず、Vostroから電源ケーブル等を外し、本体を裏返しにして、以下の手順に従って SSD への換装作業を実施します。

Windows 11 のインストール

Vostro 15 3558 は、正式には Windows 11 非対応の機種ですが、インストール時のレジストリ書き換えの回避策により、インストールは可能です。
但し、将来、Windows Update において、Windows 11 の更新がサポートされなくなる可能性もあるため、この方法でインストールされる場合は、あくまでも自己責任とさせて頂きます。
以下の手順で、Windows 11 をクリーンインストールしました。

SSD への換装により、Windowsの起動、再起動、アプリの動作が飛躍的に速くなり、快適な動作環境が実現できました。
因みに、このノートパソコンの電源アダプターは常に電源を入れている状態であるため、電池パックのバッテリー状態は依然として良好です。

取りあえずは、回避策によりインストールされた Windows 11 に対して、マイクロソフトが今後、 Windows Update などへの制限を行わないことを祈ります。

2023.01.12 追記

本機では、Windows 11 に対応する Bluetooth のドライバーが提供されていないため、Bluetooth が機能しなくなりました。よって、アマゾンより、Bluetooth 5.1 の USBアダプタ(Windows 11 対応)を 998円(税込) で購入しました。

2023.01.14 追記

本記事は、Win11 非対応機種に Windows11(21H2)のバージョンをインストールする手順となります。
Windows11(22H2)には対応しませんので予めご了承下さいませ。
なお、回避策によりWin11非対応機種にWindows11(22H2)を強制インストールする方法はありますが、マイクロソフトは非推奨としていますので、お勧めはしません。

2023.07.23 更新

Win11 非対応機種へのWindows11(22H2)のインストールに関して、今後は以下の記事で紹介されたツール「Rufus」をお勧めします。

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